エコキャンHPが令和6年度RX(琉大トランスフォーメーション)学長賞を受賞しました!!

令和6年6月19日(水)に令和6年度RX表彰式を本学附属図書館ラーニング・コモンズで開催いたしました。
本表彰は本学の業務変革を実現する「琉大トランスフォーメーション(Ryudai Transformation)」の推進にあたって大きな功績があった取組を表彰するもので、今年度は第2回目の開催となりました。①デジタル技術の活用視点、②業務効率化の効果、③実施による社会的効果、④総合評価を基準に賞の候補を選定し、その中から学内投票の結果を勘案して、RXの推進にあたり特に顕著な功績があった取組6件をRX学長賞、優れた取組4件RX賞、これから新しいアイデアを派生させる可能性のある取組2件をRXミライ賞に決定しました。

【RX学長賞受賞者】

 

Ryudai Transformation(RX)とは、琉球大学は、業務のデジタル化や組織・活動の改革の取組を強めつつ沖縄ならではの特色を付加し、ポストコロナの新しい大学の姿を見据えて、本学の存在価値を再構築することを目指す推進プロジェクトのこと。

琉球大学が「沖縄県CO2吸収量認証制度」に認証されました

 2023年12月20日、沖縄県CO2吸収量認証交付式が開催され、本学が認証書の交付を受けました。

 この制度は、沖縄県内の緑化活動を促進するとともに、森林の多面的な効果に関心を持つ契機とし、地球温暖化防止の取組を促進することを目的とするものです。

 交付式には、眞榮平孝裕 学長補佐が出席し、沖縄県環境部長 多良間一弘 氏より認証書が交付されました。本学は今回2回目の認証となり、認証期間は2023年10月~2028年9月までとなります。

 認証書を受けた眞榮平学長補佐は、「本学は学生及び教職員含め1万人以上が活動しており、県内でも環境負荷の大きい事業所の一つだと認識している。また、本学ではSDGs推進及び脱炭素など環境関連の教育・研究を通して、学生が将来環境に配慮しながら地域社会に貢献できる人材に育って欲しいと願っている。引き続き、環境に関する様々な活動を推進していきたい。」と挨拶がありました。

 なお、今回は本学卒業生 故 岸本正之 氏が寄贈した寒緋桜において、施肥、害虫駆除等の保育活動が認められました。

〇交付式後の記念撮影(中央:眞榮平学長補佐)

〇交付式の様子

 

本学エコロジカル・キャンパス学生委員会が沖縄県環境保全功労者表彰を受賞しました!

 2023年11月5日(日)にサンエー那覇メインプレイスにて開催された県民環境フェアinなはでの授賞式へ参加し、本学エコロジカル・キャンパス学生委員会が、長年の活動を県から評価され、沖縄県環境保全功労者表彰を受賞しました。委員長である人文社会学部の竹内菜々さん(3年次)が委員会を代表して表彰状と記念品を受け取りました。

 沖縄県環境保全功労者表彰は、環境保全に関し、公害防止対策、赤土等流出防止対策、自然保護、廃棄物・リサイクル対策、環境教育及び地球温暖化対策等の分野において特に顕著な功績のあった個人及び団体を表彰することで、環境保全の推進に資することを目的に県が行う表彰です。

 当委員会は活動開始した平成24年より、環境教育を主軸に、ごみ拾い活動、リサイクル活動、キャンパス内の環境を学ぶツアー、各種環境啓発イベントへの参加など、環境教育や環境保全に関わる活動を継続的に実施しています。また、イベント参加やSNSでの交流を通して県内外の団体とも連携し、沖縄県の環境活動に貢献したことが評価され、今回の表彰に至りました。

 また、県民環境フェアinなはでは当委員会メンバーである国際地域創造学部の阿部泰知さん(4年次)と八重樫未咲さん(3年次)がステージへ登壇し、「みんなでチャレンジ!エコクイズ」の進行役を担当しました。

 クイズとして、「冷蔵庫の開け閉めの回数に反比例して電気代は下がるか?」や‟マイクロプラスチックについて“など幅広い内容を出題し、影響や対策方法について、わかりやすい説明を心掛けました。会場の皆様にも〇✕カードや質問を通じて、子どもから大人まで多くの方々に楽しくご参加いただけました。今回のクイズでは、エコに関する理解を深め、身近な環境問題に関心を持つきっかけとなりました。

【エコロジカル・キャンパス学生委員会コメント】

 当委員会が発足して12年目に、歴代の先輩方が積み上げてきた活動が県から評価されたこと、大変喜ばしく思います。また、発足以来、大学の施設運営部環境・施設マネジメント室及びエコロジカル・キャンパス推進委員会の教職員の皆さまのご支援やご指導のおかげであると感謝申し上げます。このような形で評価していただいた活動を次の世代へと繋げていけるよう、これからも精進してまいります。

【受賞者による記念撮影】
【「みんなでチャレンジ!エコクイズ」で進行役を担当した阿部泰知さん(左)と八重樫未咲さん(右)】

【琉球大学エコロジカル・キャンパス学生委員会】
 公式X(旧Twitter):@ecocanryukyu
 公式Instagram:@ecocan.ryukyu
 問合せ先(e-mail):ecocan.ryukyu@gmail.com

(学内者のみサービス)部局別電気量ビジュアルレポートをリリースしました

🔽ビジュアルレポートはこちらから

本学の学内構成員に電力消費を、より「自分事」としてもらえるよう消費電気量をビジュアルレポート化しました。(学内者限定公開です)。

マップ画面。昨年度同月の電気使用量と比べた比率が色によってレベル分けされています。
赤色は前年度より多く消費しているので要注意です。
部局別レポート。各部局が所管する範囲の建物や空間ごとの消費電力や昨年度比を一覧で見ることができます。
※一部表示についてボカシや削除加工をしています

ゴミ拾いの頑張りやCO2削減を見える化!ー「クリーン活動みえるかシステムをリリースしました」ー

 本学の環境実施体制のうち、学生主体の実行団体である「エコロジカル・キャンパス学生委員会」は、構内を清掃する「クリーン活動」や「リサイクル資源回収」などを月一回程度実施したり、地域の方とビーチクリーン活動をしたりと精力的に活動しています。
 この活動は環境報告書やNPO団体等へ報告をあげてはいますが、より広く・詳しく広報するとともに、学生に限らない様々な活動者のモチベーション向上に繋げたいという思いから、「クリーン活動みえるかシステム」をこの度作成しました。

 使い方はとても簡単です。携帯アプリから「拾ったごみの種類」や「ごみの重さ」を入力するだけで、翌朝には自動で本ページのトップ画面に実績が反映されます。

 特にリサイクル資源であるエコキャップ(ペットボトルキャップ)やリ・リパック(弁当容器)などは、燃やすごみ扱いになるところを回収してリサイクル循環に乗せていることから、「燃えるゴミとして処分した場合に発生するCO2を削減した」と見立てて、回収量に応じたCO2削減量(予想)を表示しています。

本アプリの利用は琉球大学の教職員・学生であればどなたでも利用可能です。以下の初回手続きを踏めば、いつでも気軽に使えるようになります。是非参加してみませんか?

【アプリ初回利用方法】
① GooglePlayストアやAPPストアから、「PowerApps」アプリをインストールします(無料)
② 担当者(kankyo(@)acs.u-ryukyu.ac.jp)あてに[@cs.u-ryukyu.ac.jp]の個人メールアドレスをお知らせいただき、アプリ利用希望の旨をご連絡ください。
③担当からメールで作業終了のお知らせとともにリンク(orQRコード)先が送られてきます。リンク先にてアプリが利用できるようになります。
④次回以降はPowerAppsアプリを起動させるだけで利用ができます。

PCとか冷蔵庫の節電方法って知ってる? ー環境脱出ゲームをリリースしましたー

2023年7月、本WEBサイトに「環境脱出ゲーム」を作成しました。選択式のゲームで節電に関する情報を楽しく得ることができます。(難易度:中学生以上推奨、プレイ時間:10分程度)

▼ゲームはこちらから(QRコードは下記ページへのリンク)

(ゲーム内容)
気が付いたら事務室に閉じ込められていたあなたは、電気錠を動かすために部屋の消費電力を削減していかなければなりません。冷房、PC、モニター、冷蔵庫。。などありふれた身の回り物たちを省エネ化し、部屋から脱出することができるでしょうか?
スマホ・タブレットからもプレイ可能です。

▲脱出ゲームお決まりの探索画面
▲各ポイントで選択肢や用語をわかりやすく解説。ドラフトチャンバーなど大学ならではの設備についての+α解説も!

◀「難しすぎる」「もう一度解説を読みたい」という方のために、画面下にヒント集を掲載しています。また、設問の元となっている各省庁のHP等のリンクを掲載しています。更に学びを深めたい方はぜひ訪ねてみて下さい。

NPO法人メッシュ・サポートの講演会を行いました。

 7月12日、「環境インターンシップⅠ」の講義として、NPO法人メッシュ・サポート理事長の塚本裕樹氏をお招きし、メッシュサポートの普段の活動や活動に対する思いなどを講演いただきました。

 

この講演会は、エコロジカル・キャンパス学生委員会が、琉大生協が実施する「リ・リパックのデポジット金還元システム(後述)」を利用し、メッシュサポートへの寄附活動を始めたのがきっかけで実現したものです。ゲストとして、大学生協の岩崎専務理事にもお越しいただきました。

 塚本氏は、建築士の仕事のために沖縄県北部に短期滞在した際に、本島北部の医療格差を目の当たりにしたそうです。そこで、医療ヘリの運用継続を支援し始めたのをきっかけに医療支援活動の世界に関わりだし、のちに事業を本格化するために、NPO法人としての活動に集中する決心を固められたとのことです。
 団体としての活動は15年目になり、依然活動資金に苦慮していること、将来的には行政主導の取組となることを目指して情報発信や関係者の橋渡しを行っていること、などを力強く語り、「学生時代は様々に失敗ができるので、恐れず挑戦をしてほしい」といったメッセージが送られました。
 参加した学生達は熱心に聞き入り、また活発な質疑応答がなされました。


会の最後に、プロジェクトの発起人である幸地 佑朔さん(人文社会科学研究科2年)から後輩達への激励を込め「大学2年生に始めた取組で、メッシュサポートへの寄附は5年目になる。私自身はまもなく卒業となるが、大学生が社会のためにできることは多い。今を大事に活動してほしい」と挨拶がありました。


【参考】琉球大学生協のリ・リパックのデポジット制度について(環境報告書2022より)

 

琉球大学生協では、2006 年から弁当容器リ・リパックのデポジット制度(※)を開始し、リサイクルに取り組んでいます。
 リ・リパックは内側のフィルムをはがし返却するだけで、気軽にリサイクルに協力できる点が特長です。
 また、回収率を高めるためデポジット金の返還方法の改善を続けています。2013 年には、旧来のスタンプ方式(10 個貯まると 100 円返金)から組合員証への電子マネーチャージ方式(1 個返還で 10 円チャージ)に変更しました。
今後もリサイクル強化 Week や様々な企画を実施して、リサイクルの意識が高まるよう工夫しています。
 2018 年度からは、エコロジカル・キャンパス学生委員会の協力のもと、各学部にも回収ボックスを設置して、得られたデポジット金 10 円を NPO 法人メッシュ・サポートへ寄付しています。

※デポジット制度:製品価格に一定金額の「デポジット(預託金)」を上乗せして販売し、製品や容器が使用後に返却された時に預託金を返却すること

クロイワザサの植え付け(2023年度夏季)を行いました。

2023年6月29日、施設運営部職員にて大学敷地内にクロイワザサの植え付けを行いました。
施設運営部長を筆頭に16名の職員が、2時間で大学本部棟近くの法面の3分の1程度を植え付けました。植え付けのための笹の株は、学内で株分けを行い増やしています。

(左側)今回植え付けたもの。

(右側)2022年11月に植え付けのもの。

半年で水やりが不要なくらいしっかり育ちます。

THE大学インパクトランキング2023で琉球大学が総合ランキング世界301-400位、国内17位にランクアップ

(公式HP:https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/46084/ より)

 イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」は2023年6月1日「THE大学インパクトランキング2023」を発表し、本学は総合ランキングの対象となった世界1、591⼤学中で301-400位にランクインし、国内ランキングは昨年の27位から17位へ大幅にアップしました。総合ランキングは各大学のSDGs別に算出されたスコアのうち、必須であるSDG17のスコアと、残りSDG1~SDG16のうち上位3つのSDGsのスコアの合計で順位が決まります。

 SDG目標別ランキングにおいては、SDG14(海の豊かさを守ろう)が世界29位、国内3位に、SDG17(パートナーシップで目標を達成しよう)が世界101-200位、国内5位に、SDG12(つくる責任つかう責任)が世界101-200位、国内6位にランクアップし、高い評価を得ました。

 このランキングは国連が定めたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の枠組みを使って大学の社会貢献度を可視化するもので、今回は5回目となります。本学は過去4回エントリーし、取り組みを強化することで毎回スコアを向上させてきています。

 本学はこれからもSDGsの達成に貢献する活動に取り組み、様々なパートナーと積極的に連携し、持続可能な社会の実現に向けて行動します。

【琉球大学ランキング】


財務部・施設運営部職員が講義のゲストとして参加しました。

4月28日、学校・学級・授業Ⅰ/教材開発演習(山口剛史 教授)の講義に本学職員と学部清掃ご担当がゲストとして招かれ、大学の維持管理について説明し、学生からインタビューを受けました。

それぞれ「大学の清掃」「不法投棄対策」「駐車場管理」といった学生に身近なテーマを業務とする担当職員が招かれ、業務について説明をした後、テーマを担当する班ごとに分かれ、詳細なインタビューを受けました。

「放置物であっても他者の財産の可能性があり、その確認に時間を要すること」「キャンパス保全対策に係る予算は、本来なら教育・研究に有効に使われるはずのもの」といった説明に学生たちは熱心に聞き入っていました。